日付が変わり東日本太平洋沖地震発生から6日目に入りました。
思いを活字にすると途端に偽善ぽく見え、
「キャラじゃないな」という気もして控えていましたが、
ちょうどよいサイトが開設されたのでご紹介しつつ、
今の思いを残したいと思います。
http://www.jfa.or.jp/ganbaro_nippon/
昨年のW杯以降、サッカー目線でも世界の注目が集まっている私たちの国、日本。
日本人以外の方が日本代表の試合に注目し、応援コメントを目にする機会も多くなり、
少しだけ日本人であることを誇らしく感じるようになりました。
上記のJFA特設サイト「がんばろうニッポン!」に歴代の代表監督が掲載されています。
岡田武史元日本代表監督
東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
数多くの方々が辛い状態にある現在の状況に胸が張り裂ける思いです。
私個人として、今何ができるのか考えています。
大きなことはできないかもしれませんが、
ひとりでも多くの人の力になれるように一歩でも動き出したいと思っています。
私たちが愛する日本サッカーが世界に誇れる強みは、
「一体感」だと昨年のワールドカップでも実感しました。
また今回の被害への対応を報道しているアメリカ誌では
「不屈の日本」と技術力や精神力が称えられていたようです。
日本人は、その強みを生かし今回の難局に立ち向かい闘い続けられる国民だと思います。
今、私ができることは、
「多くの仲間が皆さんをサポートしようとしているので、頑張ってください」と伝えることしかできません。
しかし、サッカーファミリー、スポーツを愛する人々の力を
ひとつにまとめると被災地で闘い続ける人たちの力になれると信じています。
イヴィツァ・オシム元日本代表監督
日本での大地震、大津波、原子力発電所のニュースを息が止まるような気持ちで見ています。
大きなショックを受けています。たくさんの犠牲者、被災者の方々にお見舞い申し上げます。
また、日本でのわたくしたちの友人たちの安否も気遣っています。
日本サッカー協会、代表チームのスタッフ・関係者、
Jリーグ各クラブや選手たち、その家族や友人たちの安全を祈っております。
みなさまに心からのご挨拶を送ります。
ジーコ 元日本代表監督
日本の皆さん、大変な状態ですが頑張って下さい。
私が被災地の役に立てるのなら、どんな事でもすぐに連絡してください。
親愛の情を込めて
フィリップ・トルシエ元日本代表監督
日本のみなさんへ
日本が見舞われた悲劇に私自身も直面して、
被害にあわれたすべての家族の方々と、
肉体的・精神的に苦しんでられるすべての日本の方々に、
心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。
この未曽有の大災害は、日本を襲ったのはもちろんですが、
同時に人間社会一般に対する自然からの攻撃でした。
悲嘆にくれる日々を過ごすわれわれがまずやるべきは、
犠牲になった人々を思うことです。
そしてこのような状況では、わずか数日前に愛するものを失った人々、
すべてを失くしてしまった人々の前で、言葉は何の意味も持ちません。
しかしみなさんと私は、言葉を超えた信頼の絆でつながっています。
みなさんと世界との連帯、復興のための活動に、何らかの形で貢献できます。
微力ではありますが、私にその心づもりがあることを、どうか忘れないでください。
そして最後に、nikkansports.comにあった
アルベルト・ザッケローニ日本代表監督のコメント。
「今回の震災によって甚大な被害を受けた多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
再来日は未定ですが、またすぐに戻ってきて仕事をしたいと思います」
(3/13 ザック監督家族の意向くみ緊急帰国)
「日本は必ず災害から復興する。私はそう信じている。サッカーはその力になると思う」
(3/14 ザック監督ローマ到着「日本は復興する」)
「日本は復興をすでに始めている。
日本人は泣いて途方にくれるのではなく、再び歩きだしている」
「商店の人が無料で生活必需品を配っている。
お金ができたら返しにくることを知っているからだ。
日本人とはそういう人たちなのだ。日本人は諦めない国民だ」
「私は協会と密に連絡を取っているので、そこから何か連絡がくることを待っている。
私はただ家族を安心させるために戻って来た。可能になればすぐにでも日本へ戻る」
(3/15 ザック監督「日本人は諦めない国民だ」)
まだ記憶に新しい過日のアジアカップ。
かつて悲劇の地と呼ばれたドーハで、
数々の逆境をはね返し栄冠を勝ち取ったサッカー日本代表。
自分たちもあの時の気持ちを思い出し、
被災地で懸命に闘う人々と心を一つに、
この未曾有の苦難を克服しましょう。
FORZA! GIAPPONE!!!
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